門松は通常どこに飾るのがいいかご紹介します。
【戸建ての場合】
・家の玄関や門の左右
【マンションなどの集合住宅の場合】
・玄関のシューズボックスの上
・飾り棚
・床の間
飾る場所と飾り方やいつからいつまで飾るかについて詳しく解説していきますね。
【戸建てにおすすめ本格門松】
【マンションの玄関にも飾れるミニ門松】
門松はどこに飾る
【戸建ての場合】
家の玄関や門の左右
出典:楽天市場
門松は、新年を迎える際に年神様が家を訪れるための目印として設置される伝統的な飾りです。
一般的には、家の玄関や門の左右に設置されます。
一軒家の場合は画像のように玄関ドアの前や門の前に置くのが主流です。
【マンションなどの集合住宅の場合】
・玄関のシューズボックスの上
・飾り棚
・床の間
出典:楽天市場
現代の住宅事情により、特にマンションや集合住宅に住む人々は外に門松を飾ることが難しいことがあります。
そういった場合、家の中でも年神様を迎えるために、玄関の内側、例えばシューズボックスの上や飾り棚、床の間などに門松を飾ることが推奨されます。
これにより、年神様の来訪を内側からも歓迎することができます。
ただし、マンションや集合住宅においては、玄関前のスペースは共有エリアと見なされることが多く、共有スペースへの飾り付けや物の設置が制限されている場合があります。
このような状況下では、玄関の内側に門松を置くことで問題なく新年を迎えることができます。
内側に門松を設置することによって、住居内の空間を活用しつつ、伝統的な年神様の迎え方を守ることが可能になります。
これは、伝統と現代の住宅事情を両立させる良い方法です。
門松の伝統的な飾り方
門松の伝統的な飾り方には、左右に一対で飾るという基本的なルールがあります。
通常、玄関前に向かって左側に黒松(雄松)を、右側に赤松(雌松)を配置します。
これら二種類の松は、それぞれ異なる特性を持っています。黒松は硬い葉を持ち、赤松は柔らかい葉を持っています。
このように反対の特性を持つ松を左右に配置することには、「陰陽和合」という意味が込められています。
これは、異なる性質を持つものが調和していることを象徴しています。
門松はいつからいつまで飾る?
門松やしめ飾りは、「松の内」という期間中に飾られます。
松の内とは、新年を迎える正月事始めから歳神様がお帰りになるまでの期間を指し、この期間中は正月飾りを飾って新年を祝います。
ただし、松の内の期間は地域によって異なります。
一般的に、関東地方や東北地方、九州地方では松の内は1月7日までとされており、この日までに正月飾りを取り除くのが一般的です。
一方で、関西地方では松の内が1月15日までとされることが多く、この地域ではそれまで正月飾りを飾り続けます。
このような地域による違いは、それぞれの地域の文化や伝統に基づいており、正月の祝い方に対する地域ごとの特色を反映しています。
まとめ
一般的な門松を飾る場所は、家の形によって変わってきます。
【戸建ての場合】
・家の玄関や門の左右
【マンションなどの集合住宅の場合】
・玄関のシューズボックスの上
・飾り棚
・床の間
門松の伝統的な飾り方には、左右に一対で飾るという昔からのルールがあります。
また、門松やしめ縄などのお正月飾りは「松の内」という期間に飾ります。
これは地域によって期間が変わります。
それぞれの地域の特色が現れているものなんですね。